?2年以上の企業又は官公庁における実務経験をお持ちの方
?音楽やスポーツなどコンテンツ産業に従事する方、興味ご関心をお持ちの方
?将来、KIT虎ノ門大学院へのご進学を検討されている方
■講座概要
仮想通貨、DeFi(分散型金融)、NFTやWeb3.0など新たな技術の導入が促進され、VR/ARといった仮想空間も本格的に稼働し始めました。今後は旧Facebook社に代表されるように、これら技術を活用したメタバースの構築が進んでいきます。メタバースは、「仮想空間?アバター?経済活動」がキーワードとなっていますが、そもそも仮想空間を構築するにあたって、どのような法律問題が出てくるのでしょうか。
また、こうした仮想空間内での経済的取引を行うにあたり、どのような法律問題が生じるでしょうか。特にメタバースは、音楽やスポーツビジネスの世界にどのような法律問題をもたらすでしょうか。さらには、ブロックチェーン、Web3.0の技術によって組成される新たな組織形態としてDAO(分散型自律組織:Decentralized Autonomous Organization)が注目を集めています。このDAOは、法的にどのような組織形態にあたるのでしょうか。
メタバースに関連するコンテンツ産業においては、次々と新しい問題が生じてくる時代でもあり、劇的な変化に向けて挑戦しがいのある分野です。本講座では、著作権法、商標法、パブリシティ権、契約法を中心に、メタバースの構築、メタバース内でのコンテツの利用(経済活動)、自らの分身となるアバター及びDAOに関する法務上の問題を整理し、参加者の皆様とともに検討して参ります。
■講座詳細
1.メタバース、ブロックチェーン、スマートコントラクト、DAOとは?
2.メタバース構築における法律問題
3.音楽やスポーツを中心としたコンテンツ利用における法律問題
4 アバターに関する法律問題
5.DAO(分散型自律組織)に関する法律問題